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本の紹介

2019/01/08
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この本は二十年前に購入した大健康力と云う本で著者は塩谷信男医学博士で明治三十五年三月山形県上の山町生まれの九十五歳 略歴として東大医学部卒 昭和三年から五年京城帝大医学部助教授 昭和六年東京渋谷に内科医院開院 昭和六十一年閉院八十四歳 自ら医療経験を生かして考案した呼吸法で正心調息法と命名しています この本の中で最初なるほどと云うのが 健康ブームの中で 食品や水を含めた飲料や 果ては肌を手入れする化粧品の類までが口やかましくいわれるのに 生命の源で 根本でもある酸素については 何も語られないのはいかがなものでしょうか そもそも考えてもみて下さい 食料であれば一週間 水分であれば三日程度絶ったとしても 生きながらえるのが人間の体です しかし酸素はどうでしょう 五分も呼吸を止めれば死んでしまいます この小宇宙 つまり六十兆個ある人体の細胞を裏でしっかり支えているのが酸素です 塩谷先生は幼少の頃より体弱く長生きできないと云われていたが 中学一年生 十四歳の時東大教授で腸チフス菌を発見した二木謙三博士の提唱する 二木式腹式呼吸法に出会ったのです以来ありとあらゆる呼吸法を試して その結果六十歳の時完成した呼吸法です 塩谷先生は七十四歳でエベレスト体験し十六人の参加者で高山病にかからなかった唯一の人でした 本の中で 病気の八割は酸欠細胞がつくり出すと書いてあります 先生が医学部を卒業してから七十年目の同窓会を開き出席者は三人 先生と旧友と旧友の奥方の三人 大学卒業から七十年を経て百二十二人いたのが二人になってしまった 九十歳を超えることは こうも難しいものなのです 次回につづきます